最終更新日:2026年10月22日
2026年10月22日のプロ野球ドラフト会議で、巨人は1巡目で、横浜高の織田翔希投手を指名しました。他球団と重複しなかったため、抽選なしで交渉権を獲得しています(巨人公式発表)。
織田投手は、10月15日の会見で米球界への挑戦を表明していました。NPBの球団から1位で指名された時点でも、その意向を変えていないと、本人がTBSの番組内で話したと報じられています。
この記事では、指名の結果と経緯を、NPB公式・巨人公式の発表で確認できた範囲にそろえて整理します。
巨人が織田翔希を1位指名
ドラフト会議は、10月22日16時50分開始予定で、東京都内で開かれました(NPB公式の開催要項)。巨人の公式発表では、巨人は1巡目の入札で織田投手を指名し、他球団と重複しなかったため、抽選なしで交渉権を獲得しました。
巨人の水野雄仁編成本部長は、1巡目のあとの取材で、「日本のプロ野球ファンの方々にお見せしたいなという気持ち」と話しています(巨人公式)。織田投手が米球界を志望している点について、「これからゆっくり織田君も考えていただいて」「我々は誠意を尽くしていくだけ」とも述べました。
横浜高の村田浩明監督は、指名後に、織田投手の「意志は変わらない」と語ったと報じられています(Full-Count)。
織田翔希とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | 横浜高(神奈川) |
| ポジション | 投手 |
| 投打 | 右投右打 |
| 生年月日・年齢 | 2008年6月3日・18歳 |
| 身長・体重 | 186センチ・83キロ |
| 最速 | 157キロ |
出典:巨人公式サイト「ドラフト1位で織田投手を指名」(2026年10月22日)
巨人のスカウトは、織田投手を「150キロ台を連発するストレートだけでなく、多彩な変化球を器用に操れる」と評価しています(巨人公式、斉藤宣之スカウト)。
プロ野球志望届は、日本高野連の提出者一覧に載っています。横浜高の織田投手の「所属連盟受付日」は、9月17日です(10月22日確認)。NPB公式の概要ページでは、高校生は、日本高野連が公示した提出者に限り、ドラフトで選択できると定めています。
報道では、今夏の甲子園で、横浜高は準決勝で智弁和歌山に敗れました(ベースボールチャンネル)。球速は、巨人公式が最速157キロとしています。甲子園での最速は、報道によって156キロとする記事もあります(ベースボールチャンネル、10月4日)。
米挑戦表明から指名までの経緯
| 日付 | 出来事 | 確認元 |
|---|---|---|
| 9月17日 | プロ野球志望届の所属連盟受付日(同じ横浜高の池田聖摩選手も同日) | 日本高野連 |
| 10月15日 | 記者会見で、NPBを経ずに米国で挑戦する意向を表明。理由として、言葉の壁を早い段階で越えたいことを挙げた。大学進学も考えていると話した | デイリースポーツ・中日スポーツ(報道) |
| 10月22日 | ドラフト会議。巨人が1巡目で単独指名し、交渉権を獲得 | 巨人公式・NPB公式 |
| 10月22日 | 指名後、TBSの番組内で、「アメリカに挑戦する気持ちは全くぶれません」と話した | 中日スポーツ(報道) |
10月15日の会見の内容は、報道機関の記事で確認したものです。球団・NPB・高野連の公式ページでは、会見の記録を確認できませんでした。
指名後の織田投手のコメントも、現時点で確認できたのは報道のみです。巨人の公式サイトには、織田投手本人のコメントは載っていません(10月22日確認)。
交渉権とは何か、今後の焦点
NPBの概要ページでは、球団が新人選手と契約するには、ドラフト会議で、選手契約を結ぶための交渉権を獲得しなければならないと定めています。確認できた規定は、次のとおりです(NPB公式、10月22日確認)。
- 会議で取得した交渉権は、放棄することも、他球団へ譲渡することもできない
- 球団が、会議の翌年の3月末日までに、選手と契約して支配下選手として公示できなかった場合、その選手への交渉権を失う
- 例外の期限は、日本野球連盟の所属選手が翌年1月末日、海外の学校に在学中の選手が翌年7月末日
つまり、巨人が獲得したのは、織田投手と契約を結ぶための交渉権です。契約はまだ結ばれていません。
織田投手が巨人と契約するか、米国に進むかは、本人と球団の発表を待つ段階です。現時点で、そのどちらも発表されていません(10月22日時点)。
12球団の1位指名一覧
NPB公式の「選択選手一覧」で確認した、新人選手選択会議の1巡目の結果です(10月22日確認)。
| 球団 | 1位指名 | ポジション | 所属 | 競合・抽選 |
|---|---|---|---|---|
| 東北楽天 | 渡部 海 | 捕手 | 青山学院大学 | 中日と重複、抽選で確定 |
| 中日 | 宮原 廉 | 投手 | 近畿大学 | 1回目は渡部海捕手で楽天と重複し、抽選で外れる。2回目は千葉ロッテと重複し、抽選で確定 |
| 千葉ロッテ | 米沢 友翔 | 投手 | 関西大学 | 1回目は鈴木泰成投手でソフトバンクと重複し、抽選で外れる。2回目は宮原廉投手で中日と重複し、抽選で外れる |
| 東京ヤクルト | 藤澤 涼介 | 外野手 | 東京ガス | 重複の記載なし |
| オリックス | 角田 楓斗 | 投手 | 富士大学 | 重複の記載なし |
| 広島 | 山里 宝 | 内野手 | 亜細亜大学 | 重複の記載なし |
| 北海道日本ハム | 菰田 陽生 | 投手 | 山梨学院高 | 重複の記載なし |
| 横浜DeNA | 星野 世那 | 投手 | 大阪商業大学 | 重複の記載なし |
| 埼玉西武 | 川尻 啓人 | 投手 | 亜細亜大学 | 重複の記載なし |
| 読売(巨人) | 織田 翔希 | 投手 | 横浜高 | 単独指名(抽選なし。巨人公式) |
| 福岡ソフトバンク | 鈴木 泰成 | 投手 | 青山学院大学 | 千葉ロッテと重複、抽選で確定 |
| 阪神 | 榊原 七斗 | 外野手 | 明治大学 | 重複の記載なし |
1巡目で抽選になったのは、渡部海捕手(楽天・中日)、鈴木泰成投手(ソフトバンク・ロッテ)、宮原廉投手(中日・ロッテ)の3人です。
巨人の2位以下の指名
巨人は、新人選手選択会議で6人を指名しました(巨人公式)。1位の織田投手を含め、高校生が4人、大学生が2人です。
| 順位 | 選手 | ポジション | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 織田 翔希 | 投手 | 横浜高 |
| 2位 | 平田 玲翔 | 投手 | 大分商高 |
| 3位 | 池田 聖摩 | 内野手 | 横浜高 |
| 4位 | 杉本 真滉 | 投手 | 智弁学園高 |
| 5位 | 伊藤 櫂人 | 内野手 | 中央大 |
| 6位 | 松平 快聖 | 投手 | 神奈川大 |
3位の池田聖摩内野手は、織田投手と同じ横浜高の遊撃手です。巨人のスカウトは、守備力を「高校生NO.1」と評価しています(巨人公式、斉藤宣之スカウト)。池田選手も、織田投手と同じ9月17日にプロ志望届を提出しています(日本高野連)。
育成ドラフト
新人選手選択会議のあと、育成選手選択会議が続けて行われました。NPB公式によると、11球団が参加し、51名(投手20名、捕手8名、内野手15名、外野手8名)が指名されました。新人選手選択会議では、76名の交渉権が確定しています(投手44名、捕手9名、内野手11名、外野手12名)。
巨人は、育成ドラフトで5人を指名しました(巨人公式)。
- 育成1位 谷渕瑛仁(捕手・大阪桐蔭高)
- 育成2位 柳井球汰(内野手・宇部工高)
- 育成3位 嶋武仁(外野手・北越高)
- 育成4位 松田陸斗(外野手・マツゲン箕島)
- 育成5位 関蓮太郎(捕手・川崎市立向丘中。ジャイアンツU15ジュニアユース)
まとめ:次に確認できる動き
織田投手について、次に確認できるのは、本人と巨人からの発表です。入団交渉の有無や、進路の決定は、10月22日時点で発表されていません。
ドラフト会議の次の話題は、10月24日に横浜スタジアムで開幕する日本シリーズです。DeNAとソフトバンクの対戦で、第1戦は18時30分に始まります(NPB公式)。
公式情報・情報源
公式情報(いずれも10月22日確認)
- NPB公式 2026年 プロ野球ドラフト会議
- NPB公式 読売ジャイアンツ 選択選手一覧(12球団分は同サイトの選択選手一覧)
- NPB公式 新人選手選択会議(ドラフト会議)の概要
- NPB公式 選択手順
- NPB公式 新人選手76名と育成選手51名の交渉権が確定
- NPB公式 開催要項・チケット発売要項
- NPB公式 SMBC日本シリーズ2026
- 巨人公式 ドラフト1位で織田投手を指名
- 巨人公式 育成ドラフトで5選手を指名
- 日本高野連 2026年 プロ野球志望届提出者一覧
報道・情報源


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