2026年10月4日のプロ野球は、セ・パ合わせて3試合が行われました。
ロッテの山口航輝が2打席連続ホームランで37号を放ち、チームは楽天に3-2で勝利しています。
4回の36号で、千葉移転後の球団シーズン最多本塁打記録を22年ぶりに更新しました。
セ・リーグでは、DeNAが今季最終戦を延長11回サヨナラで勝利。阪神のCSアドバンテージが「1勝」で確定しました。
シーズン最終盤、記録とCSの条件が同時に動いた一日です。
10月4日のポイント
- 山口航輝が2打席連発で36号・37号
- 千葉移転後の球団最多本塁打を22年ぶり更新
- DeNAがエンカーナシオンのサヨナラ打で今季最終戦を勝利
- 阪神のCSアドバンテージは「1勝」で確定
- 広島が4点差を逆転し、4位確定
2026年10月4日のプロ野球全3試合結果
まずは、この日に行われた3試合の結果です。
| リーグ | 結果 | 勝投手 | 敗投手 | S |
|---|---|---|---|---|
| セ | DeNA 2x-1 阪神 延長11回 |
尾形 | 工藤 | - |
| セ | ヤクルト 4-7 広島 | 大瀬良 | ウォルターズ | 森浦 |
| パ | ロッテ 3-2 楽天 | 小島 | 早川 | 横山 |
10月4日の最大ニュース|山口航輝が2打席連発で37号、球団記録を22年ぶり更新
この日いちばんの話題は、ZOZOマリンのロッテ-楽天戦です。
前夜に35号サヨナラ弾を放った山口航輝が、この日も止まりませんでした。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 |
| ロッテ | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | x | 3 |
楽天は初回、宗山塁の二塁打から村林一輝の犠牲フライで先制。
ロッテは0-1のまま4回を迎えます。
先頭の西川がセンター前に運んで、無死一塁。打席には山口。
楽天先発・早川隆久のカットボールを捉えた打球は、レフトスタンドへ。36号の逆転2ランです。
この一発で、2004年にベニーが記録した35本を抜き、千葉移転後の球団シーズン最多本塁打を22年ぶりに更新しました(デイリースポーツ)。
6回は先頭打者として打席へ。今度はフォークを左中間へ運ぶ37号ソロ。2打席連続のアーチで、これが貴重な追加点になりました。
中日スポーツによると、36号のあとには「もっと更新します」と話し、その直後の打席で実現させています。
8回に楽天がマッカスカーの適時打で1点差に迫りましたが、最後は横山陸人が締めて3-2。先発の小島和哉は7回6安打1失点でした。
山口航輝|ロッテ
4打数2安打3打点。36号逆転2ラン+37号ソロの2打席連発。千葉移転後の球団最多本塁打を更新。
この2本で、本塁打王争いもおもしろくなりました。
リーグトップのソフトバンク・栗原陵矢は40本。差は3本です。
デイリースポーツによると、ソフトバンクは残り1試合、ロッテは残り2試合。
中日スポーツは、山口が10月の4試合で4本塁打と固め打ちしていることも伝えています。
CSの条件が動いた試合|DeNAが延長11回サヨナラ、阪神の「2勝アドバンテージ」を阻止
横浜スタジアムのDeNA-阪神戦は、DeNAの今季最終戦でした。
前日に連覇を決めた阪神は、広島から移動しての一戦です。
| チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| DeNA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1x | 2 |
DeNAは初回、2死一、二塁から佐野恵太のライト前タイムリーで先制。
阪神は4回、大山悠輔の左中間タイムリー二塁打で追いつきます。
その後は投手戦。DeNA先発の平良拳太郎は6回2安打1失点で試合を作りました。
阪神打線はこの日、わずか2安打。DeNAは12安打を放ちながら、あと1本が出ない展開が続きます。
決着は延長11回裏。
1死から牧秀悟がヒット、筒香嘉智が四球で一、二塁。ここでエンカーナシオンが工藤泰成の直球をライト前へ。来日初のサヨナラ打でした(スポニチアネックス)。
DeNAは71勝69敗3分けでシーズンを終えました。勝ち投手は11回を投げた尾形崇斗。工藤には今季初の黒星がつきました。
この1勝で、阪神のCSアドバンテージが「1勝」に確定
実はこのサヨナラ勝ち、CSに直結する1勝でした。
2026年CSの新ルール(ファイナルステージ)
優勝球団のアドバンテージは原則1勝。ただし、ファーストステージ勝者が次のどちらかに当てはまると2勝になります。
- 1位球団とのゲーム差が10ゲーム以上
- レギュラーシーズンの勝率が5割未満
DeNAは勝率5割をキープし、阪神とのゲーム差は7。
デイリースポーツによると、阪神が残り3試合に全勝しても10ゲーム差には届きません。

セ・リーグは、2位の巨人も阪神と2ゲーム差。だからファーストステージをどちらが勝ち抜いても、阪神のアドバンテージは「1勝」で確定です。ファイナルステージは、アドバンテージを含めて先に4勝したほうが日本シリーズへ進みます
大逆転の試合|広島が4点差をひっくり返し、4位確定
神宮のヤクルト-広島戦は、広島が7-4で逆転勝ち。
3連勝で、2試合を残して4位を確定させました。
先発の栗林良吏は4回4失点。
3回に代打・増田珠の犠牲フライで先制され、4回には松下歩叶に3ランを浴びて0-4となります。
反撃の口火を切ったのは、5番の佐々木泰でした。
5回先頭でレフトフェンス直撃の二塁打。そこから石原貴規の遊ゴロと暴投で2点を返します。
8回は、3つの四死球でつかんだ2死満塁。
佐々木が初球を右前へ運び、同点の2点タイムリー。この日4本目のヒットで、プロ初の4安打でした(スポーツ報知)。
9回は1死満塁から、代打の林晃汰がライト前へ勝ち越しの2点タイムリー。
今季14打席目で生まれた初安打・初打点が決勝打になりました(デイリースポーツ)。
8回を抑えた大瀬良大地が今季3勝目。
9回を締めた森浦大輔は27セーブ目で、スポニチアネックスによると球団の左腕では最多となりました。
ヤクルトはこの日が今季の神宮最終戦でした。
ファーム日本選手権|日本ハムが29年ぶり2度目の優勝
同じ4日、静岡・草薙球場ではファーム日本選手権の決勝が行われました。
日本ハムが巨人を5-2で破り、29年ぶり2度目のファーム日本一。MVPには浅間大基が選ばれています(デイリースポーツ)。
10月4日に活躍した選手まとめ
山口航輝|ロッテ
2打席連発で36号・37号。千葉移転後の球団最多本塁打を更新。
エンカーナシオン|DeNA
延長11回に来日初のサヨナラ打。5打数3安打。
佐々木泰|広島
プロ初の4打数4安打2打点。8回に同点打。
林晃汰|広島
9回に代打で決勝の2点打。今季初安打・初打点。
平良拳太郎|DeNA
6回2安打1失点、5奪三振。阪神打線を封じて試合を作る。
小島和哉|ロッテ
7回6安打1失点で勝ち投手。初回の失点以降は粘りの投球。
松下歩叶|ヤクルト
4回に3ラン。チーム4得点のうち3打点。
10月4日時点の順位・CS出場状況
セ・リーグ順位
| 順位 | チーム | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 阪神 | 77 | 61 | 2 | .558 | 優勝 |
| 2 | 巨人 | 76 | 64 | 3 | .543 | 2.0 |
| 3 | DeNA | 71 | 69 | 3 | .507 | 7.0 |
| 4 | 広島 | 61 | 76 | 4 | .445 | 15.5 |
| 5 | ヤクルト | 60 | 80 | 2 | .429 | 18.0 |
| 6 | 中日 | 60 | 81 | 2 | .426 | 18.5 |
※巨人・DeNA・中日は全日程終了。CSファーストステージは巨人-DeNA(巨人の本拠地)。
パ・リーグ順位
| 順位 | チーム | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンク | 91 | 48 | 3 | .655 | 優勝 |
| 2 | 西武 | 77 | 60 | 4 | .562 | 13.0 |
| 3 | 日本ハム | 78 | 62 | 3 | .557 | 13.5 |
| 4 | オリックス | 65 | 76 | 2 | .461 | 27.0 |
| 5 | ロッテ | 63 | 75 | 3 | .457 | 27.5 |
| 6 | 楽天 | 57 | 84 | 1 | .404 | 35.0 |
※順位は2026年10月4日全試合終了時点(NPB公式の試合結果より集計)。
パ・リーグ2位はまだ決まっていません
日本ハムは全日程を終えて勝率.557。西武は残り2試合(10月5日・6日のロッテ戦)です。
勝率で計算すると、西武が2連敗した場合だけ日本ハムが2位に浮上します。2位球団がCSファーストステージを本拠地で開催します。
10月4日のプロ野球結果FAQ
山口航輝の37号は何がすごい?
4回の36号で、2004年にベニーが記録した35本を超え、ロッテの千葉移転後の球団シーズン最多本塁打を22年ぶりに更新しました。6回の37号で記録をさらに伸ばし、リーグトップの栗原陵矢(ソフトバンク・40本)に3本差としています。
DeNAのサヨナラ勝ちでCSの何が変わった?
2026年から、ファーストステージ勝者が「1位と10ゲーム差以上」か「勝率5割未満」の場合、阪神のアドバンテージが2勝になるルールです。DeNAは勝率5割以上、阪神と7ゲーム差で今季を終え、阪神が残り試合に全勝しても10ゲーム差に届かないため、アドバンテージは1勝で確定しました。
広島は何位で終わる?
10月4日の勝利で3連勝とし、2試合を残して4位が確定しました。
まとめ|記録とCSの条件が同時に動いた10月4日
10月4日は、山口航輝が球団の歴史を塗り替え、DeNAがCSの条件を自力で決めた一日でした。
- ロッテ:山口航輝が36号・37号の2打席連発、千葉移転後の球団最多を更新
- DeNA:エンカーナシオンの来日初サヨナラ打で今季最終戦を白星
- 阪神:CSファイナルステージのアドバンテージは1勝で確定
- 広島:佐々木泰の4安打、林晃汰の決勝打で4点差逆転、4位確定
- ファーム日本選手権:日本ハムが29年ぶり2度目の優勝

10月5日のロッテ-西武戦は、ひとつの試合で2つの争いが動きます。西武が勝てばパ・リーグ2位が確定。そして山口航輝のバットからは、栗原との「3本差」を縮める一発が出るかどうか。同じ日に栗原も楽天戦で最終戦を迎えます。
情報源・公式情報
- NPB.jp|2026年10月 試合日程・結果
- NPB.jp|ロッテ-楽天 2026年10月4日 投打成績
- NPB.jp|DeNA-阪神 2026年10月4日 試合経過
- NPB.jp|ヤクルト-広島 2026年10月4日 投打成績
- NPB.jp|2026年 セ・パ クライマックスシリーズについて
- デイリースポーツ|山口航輝が2打席連発37号、千葉移転後の球団最多本塁打を更新
- 中日スポーツ(Yahoo!ニュース)|山口航輝36・37号、栗原に3本差
- スポニチアネックス(Yahoo!ニュース)|DeNAが延長サヨナラ、CS「2アド」阻止
- デイリースポーツ|DeNA今季最終戦でサヨナラ、阪神のアドバンテージは1勝
- スポーツ報知(Yahoo!ニュース)|広島3連勝で4位確定、佐々木泰プロ初4安打
- スポニチアネックス(Yahoo!ニュース)|広島4位確定、森浦は球団左腕最多の27S
- デイリースポーツ|広島4点差逆転、林が14打席目の今季初安打で決勝打
- デイリースポーツ|ファーム日本選手権、日本ハムが29年ぶり2度目V


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